arekoredesuのブログ

犯罪に遭ってからのあれやこれや

死刑終わっても被害は続く 高橋シズヱさん「つらい」

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「つらい」はその言葉の意味からする想像をはるかに超えるでしょう。

 

こんな状態が何十年も、この先もずっと死ぬまで続くかもしれない。

いくら気を逸らそうとしてもずっと考えずにいられない。それが前向きじゃないと分かっていても。考えても仕方ない事だとしても。

 

犯罪被害は、他人や家族から意図的・故意的に受けるもの。事故や自然災害とは違います。

 

映画やニュースでひどい犯罪を見聞きするのは想像の範疇だと思いますが、自分が犯罪被害者当事者になると想像の範疇も超えてくるし、比例して身体もエラーを出してきます。

 

忘れるのは楽しく生きて行くための必要な機能ですが、忘れてはいけないことを無かったことにしてしまうと恐ろしいバグが発生します。もうジャンクだし捨てて新しいの買えればいいのですが、脳も身体もそんな風に入れ替えできる仕様になっていません。

 

修復して修復して修復して修復して。

そればっかりで。

その毎日が何十年も。

 

高橋さんの仰る「つらい」は想像をはるかに超えるんじゃないでしょうか。

 

2019.3.21 arekore